ついにこの日がやってきてしまいました。
ヨーロッパはコルシカ島、世界結界破壊の儀式を阻止するため、銀誓学園出陣です…。
前回は不参加、前々回はディフェンダーで参加し、早々に重傷で戦列を離れてしまいましたので今回はポジッショナーからの参戦です。
HP重視の服も用意しましたし、最後まで立っていられるよう頑張りたいと思います。
それにしても、カリスト様達は何を目的に世界結界を破壊しようとしているのでしょうか?
確かに来訪者にとって世界結界は無くてはならない、というほどの物ではないのかもしれませんが…
それでもわたくし達が人の世で生きるためには都合の良い力ですし、何より今生きている特別な力の無い人達を守るためには、必要不可欠の物です。
お義父様やお義母様、故郷の皆様…もし世界結界が無くなれば、雪女としてのわたくしを含める全てをわたくしとして受け入れてくれるかもしれない。
でも、それだけの為に日々を怪異に曝して過ごしてもらおうだなんて、とても思えません。
全てを受け入れてもらうことが出来なくても、少しずつ忘れられてしまうのだとしても…あの方達の平穏を守ることが、わたくしに出来る恩返しなのですから。
結局のところ、あちらにどのような理由があろうとわたくし達も退くことは出来ないのですね…
ならば少しでも悲しみが無くなるように。
望まぬ死を受ける方が、親しい人の死を嘆く方が少しでも少なくなるように。
わたくしの持つ全ての力を振るい、微力ながら皆様の剣となって参ります。
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